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ヒカラビマツオウジ


上越市の海沿い。

みんなが待ちわびた雨が降る中、大潟中学校の校門横に並んでいる切り株の一つにキノコが発生していた。
仕事で急いでいたので通り過ぎたけれど、帰り道に立ち寄ってみたら、綺麗なマツオウジだった。


今年は六月の下旬にもこのキノコに遭遇している。
大きな池の畔の赤松に発生していた。

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始めて採取するキノコだったけれど、姿を見たら自然と名前が思い浮かんだ。
くり返しくり返しキノコの本を見てきたので、いつの間にか脳ミソに刷り込まれていたようだ。

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帰宅して改めて本で確かめてみると、アワビのような食感が楽しめると賞賛した後に、人によって中毒すると軽く注意をうながしてあった。

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池の畔で採ったマツオウジは大きかったので、小分けにして半分は冷凍した。
我が家ではこの手の野生キノコは自分しか食べない。信用がないのだ。
確かに力量の知れない人の採ったキノコは口にするべきではない。

手始めに鳥手羽の先っちょと合わせて汁にしてみた。

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肉の少ない手羽先は、食べるのに手間がかかって、酒のつまみには丁度いい。

マツオウジは松脂臭があって、なるほど量が過ぎると胸焼けしそうな感じだ。
けれども緻密な繊維には弾力があり、アワビに例えられるのも頷ける。

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大潟中学校前のマツオウジは二本だけ頂いてきて、玄関の上がり框に転がっていた丸茄子と一緒に味噌汁にした。

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(どーですか、この使い込まれたお椀!)


その一週間後、上越の大潟地区が今年二度目の40度超えを果たした日、マツオウジは切り株で干からびていた。

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干し椎茸のように綺麗に干からびていたので、また二本を頂戴して、翌日の仙台行きの土産にした。

ヒカラビマツオウジは一晩水に浸したらきれいな姿に戻り、母の手で食卓に供された。

母はそれを食べ、松の匂いがすると言って笑顔をみせた。

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プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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