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グミ



田植えを終えた田んぼが雑草だらけになってしまい、仕方がないので田んぼに入って草取りに励んでいる。

一回撒けばイネ以外の植物が消えて、そのうえ水生生物には影響が少ないという通称「一発剤」と言われる除草剤を使用したのだけれど、どうやら不発に終わってしまったようだ。たしかにドジョウやオタマジャクシは元気でいる。

除草剤を撒いてから一週間ほどの水の管理が大切らしく、今年こそはと気をつけていたのだけれど、草達はなにくわぬ顔で成長を続けている。

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去年もヒエがたくさん出て、稲穂より背の高いヒエがまばらに見える田んぼはいかにも不精な感じで、鎌を持ってヒエ刈りをしたのだけれど、伸びた稲叢にもぐるようにしてヒエを選別し刈り取る作業はかなり大変だった。

イネ科の植物は葉の縁に微細なギザギザがあって皮膚を傷つける。葉先が目に入って眼球を傷めたり、あとになってからの草取りはけっこう危険な作業であることを知った。

幼いイネとヒエはそっくりで見分けがつかず、古老に訊ねたら
「イネには毛がおえてるし、ヘェには毛がない」
と教えてもらった。

観察すると、なるほどイネには節の所にうっすらと毛が生えていて、ヒエにはそれがない。散々触っていたら手触りでも区別できるようになった。我ながら草取りが上手になってきた・・・と、悦んでいる場合ではないのだ。そろそろ膝と腰が限界だ。


田んぼの土手にグミの木があって、今年はいつになく沢山の実をつけている。草取りに疲れて脚も両手も泥だらけで畦を歩いていると、良い具合に口でパクリといけそうな高さに真っ赤な実が下がっていて一粒パクリ。渋くて酸っぱくて少しだけ甘い。

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子供の頃、よその家の庭にこの大粒なグミの木があって、垣根越しに羨望のまなざしをおくっていた。あの頃の自分がいまここにいたら、きっと歓喜してグミを頬張っているんだろうな・・・子供の頃は何を食べても今の数倍おいしかった気がする。

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せっかくなのでジャムを作ってみることにした。グミと砂糖を煮て濾しただけのジャム。渋みはまったく無くなって、いかにも疲れのとれそうなスッキリとした強い酸味と甘味が心地良い。

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食パンに塗ってチーズを乗せてトーストにしてみたら、香ばしさも加わってなかなかなの美味しさだった。

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彩りにカキドオシの葉を摘んできて載せてみたら、パクチーのような独特な風味が意外によく合った。


テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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