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じゃっぱ汁




新年最初の朝食は、ヒラメのじゃっぱ汁。

ヒラメじゃっぱ汁

先日集落の有志で行った忘年会の為の食材を仕入れに行って、お目当てはリクエストのあったブリしゃぶ用のブリだったのだけれど、青森県産のヒラメが目についた。

「白身の刺身も欲しいな・・・」

さばくのが手間なので冊になっているものをと思ったけれど、値段を見るとひと冊(1/4匹)が千5百円、丸々一匹(やや小ぶり)も千5百円、悩んだ挙句に一匹買いした。
ブリは千葉県産の5kgのものを6千5百円で購入。
佐渡産の寒ブリ10kgクラスは4~5万円の値がついていた。

ブリ

自宅でさばいたそれらのアラを、ここ数日コツコツと食べている。

ヒラメのアラは鍋に放り込んで水炊きし味噌を溶いておいた。
アク取りもせずに煮たので、やや生臭い。

じゃっぱ汁の「じゃっぱ」というのは、魚のアラのことを津軽弁でそのように呼ぶのだけれど、いわゆる「生ゴミ」のこともじゃっぱと言う。
捨てるような所も粗末にせず、汁に仕立てて骨に残った身や皮をしゃぶりながら食べるのである。
飲み込むと厄介な針のような小骨も、食べ慣れた人は口の中でムニャムニャしながら前歯のほうへ上手に寄せてきて、口先からピロピロと排出する。

じゃっぱ汁の王様といえば大きな真鱈のじゃっぱ汁だろう。
ふっくらした白身、プルプルのゼラチン質、コリコリの軟骨質が一度に楽しめる。
アン肝にも引けをとらない濃厚な肝の風味がまた格別である。

大晦日の宿直勤務明けでヒラメのじゃっぱ汁を半ば啜り終えようとして、気が付くと用意したご飯に手がついていない。
子供の頃から小骨の多い魚に取り掛かると、ご飯を忘れてしまう。

「ままもかなが(ご飯もたべな)」

笑顔で見ていた祖母の佇まいを思い出した。



テーマ : 料理
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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