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2015 初冬・前編 ハナビラニカワタケ



今年は雪が遅かったけれど、この週末には降るぞと天気予報が脅かすので、雪降り間際のキノコたちに会っておきたくて昼休みにあたふたと裏山へ。この時期にしては珍しく数日続いたお天気も今日で終わりのようだ。

ムキタケが採れたらいいなぁと思いながら、数年来収穫のあった場所へと向かう。

この時期のキノコは樹上性のものが主で、落葉して見通しの良くなった森の中に枯れ木や風倒木を探して、その表面にキノコの姿がないかと
確認して歩く。

ちょっと寄り道のつもりで踏み込んだコナラ林の倒木にゴムタケを見つけた。

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妙なキノコだけれど、食用になる。黒い表皮の中は半透明のゼラチン質で、プルプルとした食感が面白い。風味に癖がないので汁の実や和え物にも良いし、蜜を絡めて風変わりなデザートにもできる。似たようなキノコにオオゴムタケというのもあって、そちらは本種より数倍大きく食べごたえがある。

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和室の床柱などで墨を流したような黒い杢の出ているものがあるけれども、それはゴムタケの菌に侵された材を製材したもので、その浸潤による黒い模様が好ましい風合いとして楽しまれている。

さらに周辺を散策し、ハナビラニカワタケを発見。

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白い透明感のある姿が美しい。
こちらはキクラゲを軟白化したようなキノコで、発生後はあまり日持ちしないのか薄茶色くとろけてしまっているものに出会うことは多いけれど、利用に適うきれいな個体に出会う機会は少ない。

同じ枯れ木には他にもわずかなナメコと、よくわからないキノコの姿も見られていた。

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ハナビラニカワタケは自宅に持ち帰ってとりあえずは熱湯に通して氷水にさらし冷蔵保存。何にしようかと考えたけれど、結局は卵クッパの具材になった。

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風味はわずかにキノコらしい菌臭を感じるけれども、おおむね無味無臭。食感はフニャフニャに近いプルプルといった感じで、なかなか味わい深かった。でも知らずに食べさせられれば気味の悪い類の食感かもしれない。

長くなってしまうので、ハナビラニカワタケ以降の採集の模様は次回の記事にしたいと思います。それではまた(^^)/


テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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