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ヌメリスギタケ

勤労感謝の日の朝、

上越市の最東端とも言える山間集落へ仕事に出掛けて

すっぽかされてしまった。

爺ちゃん婆ちゃんのお客さんがほとんどなので、まぁ想定内。



不本意ながら時間が空いてしまったので

近くの森林公園へ立ち寄り長靴に履き替えてカッパを着て

・・・想定内なので備えがあるのだ。小雨が降っている。

すっかり葉を落としたブナ林。

林床にはツバキが茂っていて、

これは雪の下になっても深緑色の葉をつけている。



斜面の上に苔をまとった立木が見えている。

まだすっかり枯れてしまってはいない様で、

細い枝先を残している。いよいよ枯れると、

細い枝はみんな折れて落ちてしまう。



近寄ってみると苔に覆われた樹皮にキノコの姿は無かった。

・・・が、斜面の下からは見えなかった隣の木にキノコが出ていた。

ヌメリスギタケ発見1

根元から二股になったブナの木の細い一方が枯れていて、

そこから二種類のキノコが発生している。

一つはヒラタケだ。もう一つはなめこのようだけれど・・・

よく分からない。

ヌメリスギタケ発見2

はてさてどうやって樹上のキノコに辿り着こうか。

ブナの木登りは難しい。木肌がスベスベで低い所に枝が無い。

とりあえずは木に張り付いている蔓が手掛かりになりそうだ。

なるほど手蔓とはこういう蔓のことを言うのか・・・。

カッターナイフを使って蔓の下部を樹皮から剥がし、

それに掴まって登り始めて間もなく

蔓の上部が木から剥がれてオドサマは斜面に転がり落ちた。

できる気でいても、万事子供の頃のようにはいかない。

それからまたしげしげと木を眺めて、

今程の蔓を輪にして木の瘤に掛け、

それを足掛かりにしながら別の蔓をたぐって

どうにかキノコのところまで辿り着いた。

蔓輪

ナメコかと思ったのはヌメリスギタケだった。

だいぶスレかかっていて、

特長である傘のイボイボが不明瞭になっている。

まだどうにか食べられそうだ。

ヌメリスギタケ

ヒラタケの方は若々しく、まさに食べ頃。

ヒラタケ

それにしても、木登りが面白い。

樹上から遠くの山を見渡す。

四十も半ばのセミメタボなオドサマが樹上にいるのを人が見れば、

いよいよ気が触れたかと思うかもしれない。

変なキノコでも食ったんだろうと呆れられるかもしれない。

良いのだ。天狗になったようでいい気分だ。

せっかくだからいつも下から見上げているヒラタケを

上から睥睨(へいげい)してやろう。

ヒラタケ上から

あっはっは、愉快愉快・・・雨が強くなってきた (-.-;)



採ってきたキノコでキノコうどんを作った。

キノコうどん

またまた鶏皮入り。天狗の一つ覚え。

ヒラタケがプリプリだ。

ヌメリスギタケはナメコよりしっかりとした

ザクッザクッとした歯ざわりが心地良い。

昆布和えも作ってみた。こちらは晩酌のあて。

ヌメリスギタケ昆布和え1

そうだ、野生のキノコを使ったうどんを、

天狗うどんと呼ぶことにしよう。個人的に。

そばなら天狗そばだ。

誰かにご馳走してみたいものだ(笑)

ヌメリスギタケ昆布和え2



テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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