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ヒトデ



冬真っ盛り。

週末ごとに雪の始末に追われている。

体はヘロヘロなのだけれど、

背丈に迫る屋根雪と格闘した後の風呂とビール(発泡酒)は格別。

でも普段はあまり体を酷使することがないので、

寝て起きたらひどい筋肉痛だ。

今日はポンコツロボットのような変な動きで立ち働いてきた。

年令と共に二日後、三日後などと痛みの現れるのが遅くなると聞くけれども、

このたびは若かりし頃のように作業翌日から筋肉痛が出現。

でも若返ったわけではなく

腰痛と関節痛のオマケ付きである。いやはや・・・。

そんな訳で近頃は採集から遠のいているので、

今回は過去のエピソードを紹介します。



 長女が小学生の頃、もう四年程も前だろうか。

夏に青森へ帰省して、津軽半島の平舘あたりで海水浴。

その際、娘が岩場で「変なのつかまえたー」と、

妙なモノを手のひらに載せて見せにきた。

クモヒトデである。

ダメな人なら「キャー!」といって逃げ出しそうな容姿である。

オドサマも実物は初めて見た。

そこで、宿題の自由研究はこれにしようということになって、

ヒトデについて調べた・・・そう、もっぱらオドサマが調べた。

実は以前、テレビを観ていて、

神津島だったか小豆島だったか、どこかの日本の島の若者たちが、

浜辺で焚き火に色々の海の幸を炙っている場面があって、

その網の上にヒトデの姿を見て「おおっ」と目をみはったことがあった。

それを思い出したので、食利用についても調べてみた。

結果、多くのヒトデは食用にならないことが分かった。

苦味が強いらしい。

けれども、ただ一種について、

地方によっては食用とされているという記述を見つけた。

「マヒトデ」という種である。

写真を見れば、子供の頃から見慣れたヒトデである。

今度見かけたら食べてみようと思った。



その翌年、苦もなく見つけて二匹だけを持ち帰った。

むやみに殺生して不味かったでは申し訳がない。

二匹をフライパンに乗せ、酒をふりかけ蓋をして蒸してみた。

頃合いをみて蓋をあけてギョギョッ!!

先程まで青紫色だったヒトデがエビカニの様に赤くなっているではないか!

これにはおサカナくんも驚くかもしれない。

俄然食欲に火がついた。


 ヒトデ蒸しあがり


ところで、どこを食べるのだろうかといじくり回していて、

裏側の縫合部を割り開いてみたら、灰褐色の蒸しウニ的な実が現れ、

恐る恐る口にしてみた。

「!!!」


ヒトデの実


まさに蒸しウニの味であった。

「これは食べ物だ!しかも美味い!」

オドサマの興奮ぶりに、長女もヒトデを手に取ったほどである。



こうしてオドサマの採集手帳(見たら食べるリスト)に、

また新しい仲間が加わったのであった。





プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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