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秋の塩漬けに春を和える


細かな雨が降りつづいて、少し緩んで湿った空気が、残雪の上を静かに流れる。

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こんな日はあの赤らんだ杉の木も花粉を飛ばしてはいないだろうから、マスクを外して青味がかった空気を味わう。

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わずかに冬の匂いがするのは、雪の中に閉じ込められていたオゾンの匂いかもしれない。


今日は少しだけフキノトウを摘んで帰る。ちょっと試してみたい料理を思いついたのだ。

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昨年の秋口に採集して塩漬けにしておいたアミタケを、塩出しして醤油味で甘辛く煮ておいた。それに普段ならトロロ昆布と赤唐辛子でも入れて食べるのだけれど、郷里の青森では食用菊を加えたりもするので、もしかすると同じキク科の植物であるフキノトウを合わせたら面白いかもしれないと思ったのである。

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案の定、この組み合わせは絶妙で、おそらく今後は定番料理に位置づけて、これから毎年春には他人様に無理やり食べさせドヤ顔をして見せられるような、そんな一品になった。

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フキノトウは茹でて水に晒して刻んだだけだったけれど、たぶん少し下味を付けておいた方が、より美味しかったかもしれない。まだキノコの保存があるので、また試してみようと思った。

テーマ : 料理
ジャンル : 趣味・実用

フキノトウとアザミ




高田公園の桜が満開だというのに、この辺りはまだまだ雪の残る早春の景色。

雪の消えたばかりの湿った地面からフキノトウが顔を出している。

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日当たりの良い斜面にはアザミの姿もちらほら。

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葉や茎の柔らかな今が食べ頃かなと手を伸ばすと、なかなかどうして硬くて鋭利な葉先のトゲが皮膚を刺す。

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フキノトウといえば天ぷらか蕗味噌か・・・オドサマはどちらかと言うと蕗味噌派だ。温かいご飯に乗せて食べると本当に美味しい。もしも人の体に体内暦のようなものが備わっていたなら、オドサマの暦はこの峻烈な香りでリセットされている気がする。

蕗味噌も人それぞれに作り方は色々だ。炒める派もあるし茹でる派もある。「茹でてから炒める!」という人もいるかもしれない。オドサマは茹でる派だ。炒めると色が悪くなるし、香りや苦味も強すぎる気がする。茹でて水に晒すと色もきれいに出るし、風味の強さも調節できる。

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今回はそうして下処理したものを、絞って刻んで砂糖で和えて、麹醤油(味噌でOK)を乗せて胡麻油をちょろり。色もきれいだし、手元で混ぜて食べるのがちょっと楽しいかも。

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アザミはコンロの上で炙ってトゲを焼いたものを湯通ししておいた。あとは汁の実にしてもいいし、炒めても美味しい。時間が経つと黒く変色してしまうので早めに利用したい。今回はフキノトウと同様に麹醤油で試してみた。こちらには砂糖は使わない。

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白馬へのスキー旅行で見つけてきた小谷の麹醤油がとても重宝している。味噌よりほぐれが良いので和え物が簡単に出来る。肉そぼろのような粒々感も面白い。


テーマ : 料理
ジャンル : 趣味・実用

2012春 フキノトウ


自営業に転じてから、2月・3月は本当に悩ましい。

確定申告・・・普段からやっていればいいんだけど・・・。

結局今年もアタフタオロオロしてしまった。

まだ後遺症が残っているのだけれど、

今日はブログに向かっちゃおう。

さて、今日の獲物は・・・

2012カモシカ

え~っ!

なんちゃって(ナンチャッテおじさん世代です)

食べてない食べてない(笑)

畏れおおくも特別天然記念物、ニホンカモシカですね。

まだ雪の多い林は見通しがよく、

あそこにもここにもキノコの出そうな枯れ木があるなと

ノロノロ運転で眺めていたらビタッと目が合いました。

見つめ合ったまま手探りで携帯を探して、カメラを起動して・・・

やっとシャッターを切った時にはもうそっぽを向いて

のっそのっそと林の中へ走り去って行きました。

昔は狩猟の対象で、かなり美味かったらしい。

東北のマタギはこれを捕まえるとき、

鉄砲の弾を節約するために深雪に追い込んで撲殺したという。

昔の人は達者だなぁ。


まぁ、オドサマとしては

「・・・あんな大きな獣と一緒の自然に暮らしているんだな・・・」

と、後になってじんわり嬉しかった次第。


道端には

2012イチリンソウ

キクザキイチゲが咲き

2012オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリも咲き

そして待ちかねた

2012フキノトウ自生

フキノトウも顔を出した。

この冬は本当に厳しかったので

春真っ先に姿を見せるこれらの小さな花々が

ひときわ嬉しく、愛おしい。


「いとおしい、いとおしい」とブツブツ言いながら

ほらこのとおり

2012フキノトウ収穫

摘まずにいくのは「いと惜しい」ということで・・・

路面をじゃんじゃん流れている冷ゃっこい雪解け水でざっと洗い

車に放り込んだ。


どう料理しようかと考えるのも楽しい。

とかいって、

フキ味噌、天ぷら、甘酢浸しぐらいしか知らないくせにね~。

でも、なんかひねり出してみたいなぁ。


ということで、料理は追ってご紹介します。

ハイボールが回り、まぶたが閉じそうなので

今日はこのへんで...おやすみなさい...

zzz...


フキノトウ

 春、雪の消えたところから真っ先に顔をだすのがこれ、

ふきのとう雄花

 フキノトウ。まだまだ雪の残る時期に、

気の早い人がどこからか探し出してきてご馳走になったりする。

峻烈な香りに、春の訪れを実感して、ふつふつと嬉しくなる。

それぐらい、この地の冬はしんどい。

一年の3分の1を雪と格闘して過ごす。

でも春がきて、山菜を摘み、野の花を見ているうちに、

みんな、冬の苦労は忘れてしまう。

喉元過ぎれば・・・でもそうでなければ、

ここでは暮らしていけないだろうな。


 フキノトウにオスとメスがあると言うと、

身近に利用してきた人ほど驚いた顔をする。

先のはオスで、こちらはメス。

ふきのとう雌花

違いが分かるだろうか。

オスは黄色っぽくて葉が薄く、柔らかそう。

メスは白っぽく、葉が厚めでやや綿毛っぽい。

フキは雌雄異株で、

花薹と葉が地面の下でつながっていて別々に顔を出している。

黄色い雄花はやがて姿を消して、

白い雌花はすくすく伸びて、夏ごろまで姿が見られる。

だから茎を利用するときには、

もうすぐ果てるオスのは硬いので、

成長途中のメスを選ぶのが要領。


 春一番を味わうならやっぱりフキ味噌だろうか。

ご飯がすすむ。

茹でて姿のまま酢の物にしたりもするそうだ。

天ぷらもいいけれど、また今度。


フキ味噌は、油で炒めて味噌を加える派と、

茹でて味噌と和える派とがあり、賛否両論。

「どちらが好きか」と問われれば、

オドサマはどちらも好きである。

茹でて使うときには水にさらす時間と絞り加減で苦味を調節する。

今回は油炒め。

フキの香りが甘味とよく合うので、

あらかじめ味噌に味醂を加えておくと手際よく仕上がる。

オドサマは胡麻油もちょびっと垂らす。

ふきのとう調理

油は少し多めに使ったほうが失敗しない。

少ないと、色も風味も悪くなる。

ふき味噌

熱々をご飯に乗せて食べると本当に美味い!!

テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

オドサマ

Author:オドサマ
郷里の津軽地方ではナイスミドルをオドサマと呼びます。まだそれほどの年齢でもないのですが、故郷への親愛をこめてハンドルネームとしています。現在は新潟県東頸城在住です。古代、東北は採集民の楽土であったといいます。その血統によるものか、自然の中で食材の採集を楽しみ、調理を楽しみ、食べることを楽しむことで、日々心身が満たされています。そんな喜びをブログを通して多くの方にお伝えできればと思っています。

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